「寝食読遊(しんしょくどくゆう)」の勧め
「早寝、早起き、朝ごはん」に取り組んで早一年が経ちますが、その効果が現れてきていると思います。前号でも触れましたが、以前に比べてしっかりと学習や運動に取り組むことができるようになりました。特に、長八小では高学年にその傾向が現れていると思います。
そこで、本年度はこの「早寝、早起き、朝ごはん」の取組を一歩進めて、「寝・食・読・遊」の取組に発展させたいと思います。この取組は、家庭の躾や学校の教育の基礎(根っこ)として、人間として成長していく活力(エンジン)になるのではないかと思っています。
しっかり十分寝よう!
「寝」 「ヒトは寝て食べて、初めて活動できる動物」だといわれています。睡眠は食事とともに、人間の活力の源です。「早寝、早起き、朝ごはん」に取り組んだ初期に、朝ごはんを食べるために早く起きるのはいいのですが、寝るのが遅く睡眠時間が十分でない子が、朝ごはんを食べて登校しても活力が出ないことが問題となりました。早寝早起きの意味は時間を決めて、十分な睡眠をとることだと思います。今までどおり時間を決めて、早寝、早起きをしましょう。
しっかり3色食べよう!
「食」 食事についても、人間の活力の源です。きちんとした活力にするため、ただ朝食をとるだけではだめで、3色きちんと食べることが必要です。3色きちんと食べた子と2色以下の子の学力を比べたとき、3色しっかりと食べた子の方が学力の高い結果がでています。バランスのよい食事をしっかりととらせることが必要であることがわかりました。朝ごはんだけでなく、夕ごはんも家族そろってバランスのよい食事が取れればいいですね。
しっかり本を読もう!
「読」 読書は学習の活力の源です。最近子どもたちの学力が低下したといわれています。特に、全教科の基礎になる国語力の低下が課題になっています。その中でも、国語力の基礎はやはり、読む力でしょう。いろいろな本を読むことで、言葉に対する興味・関心がわいてきます。また、本の内容からいろいろな知識が得られ、それぞれの教科の基礎が培われます。今年から2年間、京都府教育委員会では府民運動として「みんなで読もう!1000万冊読書キャンペ−ン」を展開しています。長八小でも取り組み、8月末現在で3万4千冊を超えています。テレビやゲ−ムに熱中しないで、読書にいそしんで学習の基礎をつくってほしいと思っています。
しっかり外で遊ぼう!
「遊」 遊びは心身の健康の源です。最近の子どもは、塾やゲ−ム等で外遊をしなくなった。また、不審者の問題でその傾向がよりいっそう加速していると指摘されています。子どもにとって、外遊びは体力の育成、健康の増進、爽快感、達成感、他者との連帯感等の精神的充足や楽しさ、喜びをもたらし、ストレスの発散等、心身の両面にわたる健康の保持増進に役立てることができるといわれています。また、遊びのル−ルを通して人とのかかわり方の育成で、とても重要であることもいわれています。室内で閉じこもらずしっかりと外で遊び、いろいろな体験をしてほしいと思っています。
このように、家庭での躾や学校教育の基礎となる「寝食読遊」は子どもを育む上で大切な根っこであろうと思われます。ご家庭におかれましても、学校とともに車の両輪のようにしっかりと手を結んで取り組みたいと思っていますので、宜しくご理解の上ご協力ください。