地域の概要

乙訓地域は京都府の南西部に位置し、「天王山の合戦」で有名な天王山を南西に望む3つの市町(向日市、長岡京市、大山崎町)からなっている。
 長岡京市は、「歴史とロマンのまち」といわれている。平城京の後785年から794年に平安京に遷都されるまでの10年間「長岡京」として都が置かれ、当時は政治経済の中心地であった。
 1959年頃から経済の急成長に伴い、京都、大阪への交通の利便性と温和な気象条件から、工場の進出や住宅の建設など急激な都市化が進行し、1972年10月に市制が施行された。
 市の西部・北部地域で栽培される「たけのこ」は特産物として、やわらかく風味豊かでおいしいと京阪神地方では大変重宝されている。
 また、長岡天満宮の「きりしまつつじ」、乙訓寺の「ぼたん」、光明寺の「もみじ」、楊谷寺の「あじさい」などが四季折々に彩りをそえ、心を和ませてくれている。

本校の概要

本校は、昭和51年に長岡京市立長岡中学校のマンモス化に伴い、分離校として1年生246名、6学級で開校した比較的歴史の浅い学校である。昭和52年に長岡中学校より3年生190名が編入し生徒数647名、17学級となった。昭和60年代には1100人を越える大規模校となったが、その後の少子化に伴い中規模校となっている。

生徒は、全体的に素直で明るく、学校行事に対する関心・意欲も高く、体育大会、文化祭等の行事に生き生きと取り組み、よき伝統を継承し、高い文化の創造に努めている。また、部活動にも熱心で、各種大会で多くの部が上位に入賞する等の活躍を見せている。

地域は、本校の教育活動について理解があり、育友会(PTA)活動も熱心で非常に協力的である。例年、学校・育友会の呼びかけによる夜の校区パトロール、朝の挨拶運動、花生け運動、校内草引き作業等にはボランティアとして多くの保護者の参加を得てきている。

近年の少子化に伴い「地域」という意識が薄れつつある昨今ではあるが、育友会が中心になり、地域の教育力を高めるため、地域・学校・家庭が連携したさまざまな活動を進めていることは、生徒の健全育成においても大きな効果をあげている。

平成11年から3年間、文部科学省から「総合的な学習の時間」の研究開発校として、また、平成14年から2年間、長岡京市教育委員会から「総合的な学習の時間」の研究指定校として、「総合的な学習の時間」についての実践を進めてきた。

 平成16年度から、京都府教育委員会より「地域ふれあい体験活動」推進校、日本新聞教育文化財団よりNIE実践校、長岡京市教育委員会より「学校を中心とした食育推進事業」実践中心校の指定を受け、それぞれ研究実践をすすめている

 平成17年度は、創立30周年を迎えた。昨年度に米国アーリントン・オトソン中と姉妹校提携を行い、今年度の6月には、10日間にわたり、本校の20名の生徒がオトソン中に友好訪問を行う。また、7月にはオトソン中からの生徒を受け入れるという相互訪問、交流などを通じて、国際感覚を身に付け理解を深め合う取組が行われる。